潰瘍性大腸炎のプロ野球選手。安達選手の活躍が励みになっています

こんにちは!潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。

本日開幕するプロ野球日本シリーズに、オリックスバファローズの安達了一選手が出場予定。

安達了一選手は潰瘍性大腸炎を公言しており、1試合出場ごとに1万円を寄付するなどの活動も行っています。

オリックスファンではないですが、応援している選手のひとりです。

潰瘍性大腸炎の安達了一選手について

安達了一選手はオリックスバファローズに所属するプロ野球選手です。

1988年1月7日生まれで、2011年に東芝からドラフト1位でオリックスに入団しました。

NPB公式サイトで個人年度別成績を見ることができるのですが、2012年から2021年までコンスタントに試合出場を続けています。

右投げ右打ちの遊撃手。

セカンドで出場することが多く、29盗塁を記録した年もある足の速い選手です。

2016年1月に潰瘍性大腸炎で入院を経験されました。

プロ野球オフシーズンの出来事で、しばらく療養やリハビリを続けられていますね。

そんな厳しい状況でしたが、4月12日に1軍復帰してその年には118試合に出場されています。

2017年も1軍で試合出場を続けられていましたが、2017年9月27日に潰瘍性大腸炎の再燃で登録抹消されていました。

この病気の難しいところが何回も再燃するところで、安達了一選手も例外ではありません。

翌シーズンは140試合に出場して、1軍という厳しい舞台で好成績を出されています。

現在は体調管理のため、週2試合は欠場するという形をとっているようです。

出場試合数は減っていますが、レギュラーとしてずっと定着しているのがすごいです。

こうした成績を残されていることを知ると、同じ潰瘍性大腸炎患者としても勇気をもらえますよね。

潰瘍性大腸炎の安達了一選手がクライマックスシリーズで活躍

安達了一選手は、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)にもスタメン出場されていました。

ファイナルステージ第3戦の9回には、チャンスを広げるヒットを放ち日本シリーズ進出に貢献。

ノーアウト1塁の場面で打席が回ってきたのでバントするかと思っていましたが、2球目からヒッティングに切り替えてヒットを放っています。

この場面はほんとうにしびれました。

安達選手の次に打席に立った小田裕也選手が1球目を仕留め、サヨナラ打を放っています。

安達了一選手には日本シリーズでも活躍してほしいです。

安達了一選手が日本シリーズに出場

2021年11月20日、オリックスバファローズとヤクルトスワローズの日本シリーズが開幕。

安達了一選手も日本シリーズに出場される予定です。

ヤフーニュースに出ていましたが、フルでいくつもりであることをインタビューで答えておられました。

体調面が心配にはなりますが、日本シリーズで安達選手が活躍されている姿を見たいです。

今年のオリックスは山本由伸投手、吉田正尚外野手を筆頭に投打のバランスがいいですよね。

オリックスの中嶋聡監督も、色々仕掛ける名監督として注目しています。

個人的にはセリーグに頑張ってほしいので、ヤクルトの選手たちの活躍も期待です。

潰瘍性大腸炎の安達了一選手がしている活動

安達了一選手がプロ野球で活躍している姿をみるだけでうれしいですが、安達選手は同じ病気の人のために役に立ちたいという願いから具体的な活動もしておられます。

特定非営利活動法人日本炎症腸疾患協会に寄付をすると報道されていますね。

2021年の公式戦試合出場1試合につき1万円を同協会に寄付されるとのことです。

スポーツナビにインタビュー記事が載っていますね。

潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患は子供の発症事例が増えていることから、少しでも助けになりたいとの思いがあることを知れてうれしく感じました。

潰瘍性大腸炎は3歳とかで発症する方もいます。

わたし自身は高校生のときだったのでまだよかったですが、小さいときに発症すると本人も家族も大変です。

このような支援をされていることは力になりますね。

安達選手は「試合にでている姿を見てもらえることが力になる」と答えておられるので、今日から開幕する日本シリーズを楽しく視聴したいと思います。