潰瘍性大腸炎ならお酒はダメ。患者歴10年の私が飲まない理由

こんにちは。潰瘍性大腸炎で闘病中の鉄也です。

わたしはお酒を飲むと潰瘍性大腸炎の症状が悪化します。

なので、お酒は基本的に飲みません

でも全く飲まないわけではなく、寛解期には少量のお酒を飲むこともあります。

基本的に避けたほうがよいといわれているお酒について、実際の体験をもとにお話しさせていただきます。

お酒は控えるようにと主治医から言われた

潰瘍性大腸炎の食事指導を受けた方なら知っていると思いますが、潰瘍性大腸炎の方はお酒を避けるように言われています。

わたしの主治医はあまり神経質になる必要はないけど、飲みすぎはよくないと言っていました。

わたしの場合、再燃期は完全にお酒は飲まないですし、寛解期であっても再燃のきっかけになってしまうことが多いのでなるべく飲まないようにしています。

付き合いの関係で少し口にすることはありますが、1日に1杯以上のお酒を口にすることはあまりありません。

潰瘍性大腸炎を発症したときは学生だったので、お酒を飲むことはありませんでした。

それが社会人になり、飲み会などに頻繁に行くようになるとお酒をよく飲むようになります。

お酒を飲んだ翌日はおなかを壊すことが多かったです。

お酒を飲み始めてから、入院せざる負えない再燃を2回経験し、お酒は辞めました。辞めてから大きな再燃がなくなったので、今後もお酒は控えめにしていこうと思います。

お酒は2、3か月に1回程度飲んでいる

再燃がすごかったときは1年間禁酒をしたりしていました。

今は2、3か月に1度程度、1杯程度のお酒を飲む感じです。

もともとお酒が好きなわけではないので、ほとんどお酒を飲まない生活が続いても苦ではありません。

あまり飲まない生活をしていると、たまに飲むお酒がおいしく感じます。

わたしは体質のせいなのか、すべての種類のお酒を飲めるわけではありません。

発泡酒、ビール、酎ハイ、カクテルなどはおなかの調子が悪くなるので飲めません。

わたしが飲むことのできるお酒は、少量の日本酒か赤ワイン

少量であれば、潰瘍性大腸炎が悪化することなく楽しむことができています。

お酒を飲んでもストレス解消にはならない

わたしはメンタリストのダイゴさんの本をよく読みます。

彼の著書のなかにはメンタルを鍛えて、ストレスを軽減するのに役立つ情報がたくさん載っていて勉強になるからです。

ストレスがたまってくると、暴飲暴食、お酒を大量に飲むことでストレスを発散させる方が多いですが、それはかえって逆効果になります。

わたしは会社員時代ストレスがたまったときに甘いものを食べたり、お酒を飲んだりしていました。

こうした行為はかえってストレスになりますし、大腸にとっては大きなダメージがあるので避けたほうがいいです。

十分な睡眠時間をとったり、健康的な食事をとるほうがストレスを和らげる効果があります

お酒は適度に飲めればよいですが、度を超えて飲んでしまうことがある場合はいっそのこと断酒してみてもいいかもしれません。

甘酒はわたしは大好きです

わたしは甘酒が大好きでよく飲んでいます。

とくに再燃期には、水分補給と栄養補給の観点から毎日のように飲んでいました。

甘酒はアルコールが入っていないので、潰瘍性大腸炎の悪化を心配する必要がありません

わたしの場合、再燃期は栄養が吸収しずらいことが多いので、栄養補給元としても甘酒は最適でした。

米麴でつくられた甘酒には、腸内環境を整えるオリゴ糖が豊富に含まれているため、潰瘍性大腸炎の方にぜひ飲んでいただきたいです。