潰瘍性大腸炎歴10年の私は、これまで数十人の潰瘍性大腸炎の患者さんと知り合ってきました。
病院で出会ったり、たまたま知り合った人が潰瘍性大腸炎患者で話がはずんだり、SNSでつながったりした人がいます。
同じ病気を抱える人と繋がるで、潰瘍性大腸炎患者の性格には共通点がいくつかありました。
潰瘍性大腸炎患者は優しい性格の人が多い
わたしがこれまで知り合ってきた潰瘍性大腸炎の方は、優しい性格の人が多かったです。
同じ病気ということもあり、体調を気遣ってくれて励ましの言葉を言ってくれる人が多いと思います。
わたしが知っている潰瘍性大腸炎の方は、声があまり大きくない人が多く、優しいソフトな声の人が多い印象です。
まじめで我慢強い性格の人も多い
潰瘍性大腸炎の方はまじめで我慢強い性格の方が多い印象があります。
実際にわたしの周りの潰瘍性大腸炎を抱えながらお仕事をされている方には、まじめで勤勉に働いている人が多いです。
厚生労働省が潰瘍性大腸炎患者の就労状況をまとめたデータでは、就業率は一般の方と比べて80%程度あると報告がされています。
病気ゆえに大変なことも多いですが、仕事は普通の人と同じようにこなすことが可能です。
潰瘍性大腸炎で性格が悪い人もいる
潰瘍性大腸炎というワードでネット検索をすると、潰瘍性大腸炎␣性格悪いという検索ワードがでてくることがあります。
知り合いに潰瘍性大腸炎患者がいて、少し気に食わないと思っている人が検索しているのかもしれません。
潰瘍性大腸炎患者が性格が悪いと思っている人がいることには、理由があると私は考えています。
潰瘍性大腸炎で強い薬を使っている
潰瘍性大腸炎の症状が悪化してくると、強い副作用が出ることがある薬を使わざる負えない場合があります。
そのひとつにステロイドがあります。
ステロイドは効果的な薬であることが知られていますが、精神状態に異常をきたしてイライラしたり、不眠症になったりする副作用が出ることでも知られています。
※ステロイドの副作用については、厚生労働省の重篤副作用疾患別対応マニュアルや日経メディカルで確認できます。
わたしは潰瘍性大腸炎で出血が止まらなくなったとき、ステロイドを最大量服用していました。
ステロイドを使用していた時はイライラが収まらなかったり、夜眠れず不安になったりしていたため愛想が悪かったです。
性格が悪い奴と思われていたかもしれません(笑)
潰瘍性大腸炎関係なく性格が悪いだけ
潰瘍性大腸炎で強い薬を使っていると不機嫌になったり、愛想が悪くなったりすることは事実です。
それが原因で性格が悪そうだと思われてしまった人もいるでしょう。
もし強い薬を使っているわけでもなく、性格が悪い潰瘍性大腸炎患者がいるのなら、元から性格が悪いだけなのかもしれません。
潰瘍性大腸炎だから性格が悪いということはあり得ません。