こんにちは!潰瘍性大腸炎の悪化で会社を辞めた経験がある鉄也です。
わたしは潰瘍性大腸炎の悪化で仕事を辞めたため、無収入の時期が続き苦しい思いをしました。
自分自身の経験から、会社を辞めたいと思った時点で会社を辞めるための準備をしておくことの重要性を身をもって体感しています。
会社を辞めたいと考えたときが辞め時
昔のことわざで石の上にも三年という言葉がありますが、自分にとって苦痛を与える職場で何年も働き続けるのはよくありません。
というかメリットはないです。
わたし自身この言葉を信じて、潰瘍性大腸炎が悪化している状態で仕事を続けていましたが、結局得られたものはほとんどありませんでした。
唯一理解できたのは、潰瘍性大腸炎で仕事を辞めたいと思ったときが辞め時だということ。
でも仕事を辞めちゃうと、金銭的にやっていけないのではないかと不安でした。
すぐにやめてしまうとお金に困るため、会社に在籍中に転職活動を行うことが重要だと感じています。
転職サイトは複数あります。
それぞれ特化している分野が異なるので、無料会員登録が可能なものはとりあえず登録してみるのがおすすめです。
あまり登録するサイトを増やしすぎてもよくないので、最初は2、3個登録しておくとよいと思います。
1つ登録するだけだと良し悪しが分からないですし、求人の種類も違うからです。
使いやすい転職サイトを見つけて、メインのサイトを絞り込んでいくのが良いと思います。
潰瘍性大腸炎が悪化しすぎる前に仕事を辞める
あきらかに仕事が原因で潰瘍性大腸炎が悪化しているなら、会社をやめたほうがよいと思います。
そうでないなら続けるという選択肢もありです。
わたしの場合、潰瘍性大腸炎の悪化の原因が交代制勤務、残業過多にありました。職場環境が悪いため非正規雇用の方が定着せず、わたしを含めた正社員に負担がかかっていました。
上司のなかにはうつ病を発症された方や、残業時間が100時間が超えてストレスが増えすぎたため、部下にやつあたりしていた人もいました。
もっと早めに辞めていればよかったと後悔しています。
わたしの場合、1日20回以上トイレに行き出血も止まらないような状態で会社に行っていました。結果として入院することになり、逆に迷惑をかけることになってしまいました。
上司に負担をかけてしまっているため、症状が収まりきる前に退院して復職した結果、半年後に再度入院。
潰瘍性大腸炎はいつ再燃するかわかりません。潰瘍性大腸炎歴10年越えのわたしは、なんども再燃に悩まされてきました。
はじめての入院では早期職場復帰が許されたものの、会社の産業医との面談で2度目の復帰は許されず、会社を辞めることになりました。
症状が深刻になる前に辞めるべきでした。
体より大切なものはないです。
自分で辞めるのが難しい場合、退職代行サービスを利用することができます。
潰瘍性大腸炎の悪化で仕事を辞めたら、失業手当はすぐにもらえない
潰瘍性大腸炎の悪化が原因で仕事を辞めた場合、失業手当をすぐにもらうことができません。
なぜなら、働ける状態ではないからです。
失業手当は働ける状態になり、求職活動をしている方に支給される給付です。
潰瘍性大腸炎が悪化するまで頑張って会社で働いて貢献しても、退職後収入がゼロになるので我慢するメリットはありません。
次の就職先を見つけるためにも、仕事のストレスが原因で潰瘍性大腸炎の症状が悪化しているなら、まだ症状が深刻でないうち(働ける状態)にやめたほうがよいと思います。
個人都合の退職でも、1年以上会社に勤めていれば失業手当がもらえます。
失業手当をもらいながら、就職先を探すことができれば少しは心の負担を下げられると思います。
ただ、3か月はあっという間です。
退職したいと少しでも考えているなら、転職サイトで求人を見たり、自分のプロフィールをみてスカウトをくれる会社からのオファーを待つのが最善だと思います。
早めの行動が大事です。
潰瘍性大腸炎の悪化で仕事を辞めると収入は0
先ほど書いたように、病気の悪化で仕事を辞めた人は失業保険がすぐにもらえません。
わたしがはじめて潰瘍性大腸炎の悪化で仕事を辞めたときは、2か月ほど無収入の時期が続きました。
当時は実家暮らしだったこともあり耐えられましたが、もしそうじゃなかったらと考えるとぞっとします。
会社を辞めて治療に専念した結果、1か月ほどで体調は落ち着き、主治医からも普通に働いていいという診断書を書いていただいて求職活動を再開しました。
求職活動を開始しても、すぐには仕事は見つかりません。
この経験を通して仕事を辞めたいと考えているなら、会社に在籍中に転職活動をしておくことが重要だと感じました。
今症状が安定していても、将来悪化したときのリスク管理はしておいた方がよいです。
わたし自身入社当時潰瘍性大腸炎の症状が治まっており、入社後も2年間症状がなかった軽症だったので何も対策をせず経済的に苦しくなりました。
潰瘍性大腸炎患者が仕事を辞める前にやる転職活動
わたし自身の経験から、退職前の転職活動は手軽なものからはじめておくとよいと感じています。
実際に仕事を辞めないにしても、いつ潰瘍性大腸炎が再燃して退職に追い込まれるかはわからないんです。
転職エージェントに登録しておけば、企業側からオファーがあることが多いです。
潰瘍性大腸炎に理解がある職場に出会える可能性も高まります。
求人はそのときの企業の需要に応じて出されるため、退職後に転職活動を始めるよりも、在職中にはじめたほうがいい求人に出会える可能性が高いです。
潰瘍性大腸炎のわたしが登録した転職エージェント
これまで何度も転職を経験してきたわたしは、様々な転職エージェントや求人サイトに登録してきました。
就業タイプごとに分けて、おすすめの転職エージェントや求人サイトをご紹介します。
アルバイト、派遣、正社員の3タイプです。
アルバイト
潰瘍性大腸炎患者の方のなかには、フルタイムで働くことが難しい方もおられます。また、働こうと思えば働けるものの、体に負担がかかるため短時間勤務を希望される方も多いです。
アルバイトを希望される潰瘍性大腸炎の方は、フロムエーやタウンワークといったいわゆるバイト探しサイトを利用するのがおすすめ。
アルバイトであれば、合わなければすぐに辞めて次のバイト先を見つけるといったことが比較的簡単です。
給料は低いですが未経験でもできる仕事が多く、勤務時間も柔軟に対応できるため、潰瘍性大腸炎の方でも働きやすいと思います。
派遣
派遣は正社員に比べて給料が低いのが欠点です。
派遣のメリットは会社と直接契約を結ぶわけではないため、症状が悪化したときに退職しやすいこと。
わたしが最初に勤めた会社では、派遣社員の方は職場環境が悪いことを理由にどんどん辞めていっていました。
派遣の場合、派遣会社から仕事を紹介してもらえるので、退職した後も仕事が見つけやすいという特徴があります。
ただ、あまり評判がよくない派遣会社の場合、担当者の対応が悪い場合や取り扱っている求人数が少ないことがあるので気をつけないといけません。
わたしがおすすめするのはリクナビ派遣です。
リクルートが運営しているので信頼性が高く、求人数も多いです。
〈代表的なサイト〉
正社員
正社員をメインに扱っている転職エージェントもいくつかあります。
正社員のメリットは、給料が高いことと福利厚生が充実していること。
わたしがバイトや派遣で働いていた時は、潰瘍性大腸炎の症状がきつく休ませてもらいたいと言っただけで、次回の契約の更新はしませんといわれるようなこともありました。
正社員の場合、有給休暇制度や休職制度があるため、病院に入院してしばらく働けなくなったとしても、すぐにクビになることは少ないです。
大手企業の場合、入院中の給料を一定額まで保障してくれるところも多いです。
わたし個人の意見ではありますが、潰瘍性大腸炎の方は福利厚生がしっかりしている大企業に入るのが収入面では1番安心だと思っています。
大企業の求人はリクルートエージェントなどの、大手転職サイトの利用が便利です。
リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーの方からアドバイスをもらうことができます。面接や書類選考対策も無料でしてくれるので、心強かったです。
リクルートエージェントは非公開求人が10万件もあり、無料会員登録することで求人を検索できます。
人工肛門などで障害者手帳があるなら、障がい者専用求人サイト、dodaチャレンジも使えます。
若い人なら第二新卒エージェントneoもおすすめです。