潰瘍性大腸炎患者の仕事探し。派遣利用をおすすめする理由

わたしは潰瘍性大腸炎で仕事を何度もかわったため、仕事探しにかなり苦労しました。

社会人になってから色々な方法で仕事を探してきました。

これから仕事を探そうと考えている方に参考にできる部分も多いと思うので、最後までみていただけるとうれしいです。

潰瘍性大腸炎患者の仕事探しは難航する

ひとことで潰瘍性大腸炎と言っても、劇症、重症、中等症、軽症に分類されます。

今回わたしがご紹介する仕事探し方法は主に、中等症、軽症の方向けのものです。

症状悪化した場合は入院が必要なものの、働く分には支障がない方には参考にしていただけるかと思います。

自分自身の経験から、潰瘍性大腸炎患者の仕事探しはほんとにきついです涙

経験された方ならわかっていただけると思います。

正社員の採用試験では潰瘍性大腸炎をカミングアウトしない

わたしの経験上、大企業は採用試験時に潰瘍性大腸炎と伝えると採用には不利です。

私自身「潰瘍性大腸炎患者なら採用しない」といわれ、腹が立ったこともあります。

なので、大企業希望なら潰瘍性大腸炎だと言ってはいけません。

企業側の立場に立つと、難病の人間か健康な人間かどちらか選べと言われたら、健康な人間がいいに決まっています

採用時には潰瘍性大腸炎であることを伏せ、入社した後頃合いを見計らってカミングアウトする方法がよさそうです。

中小企業の場合、潰瘍性大腸炎が何の病気なのか知らない人がほとんど。

経験上採用試験時に伝えても不利になりことはあまりないです。

派遣社員登録では潰瘍性大腸炎であることを伝える

正社員採用の場合は潰瘍性大腸炎であることを隠したほうがいいですが、派遣採用の場合はカミングアウトしたほうがうまくいきます。

潰瘍性大腸炎患者を含む難病患者は採用しないという方針の企業もあります。

派遣の場合、複数ある派遣先企業とマッチングする企業を選択できるので、潰瘍性大腸炎をカミングアウトしても採用される可能性が高まります。

派遣会社は人材を派遣するのが仕事

派遣社員を目指す場合なぜ潰瘍性大腸炎をカミングアウトしてもいいかというと、派遣会社は労働者の味方だからです。

派遣会社は労働者を企業に紹介することで、企業側から報酬を受けています。

その報酬で会社の経営が支えられているので、労働者の味方なんです。

働いてくれる労働者がいなければ、派遣会社はつぶれてしまいます。

潰瘍性大腸炎なら派遣会社を利用すべき

潰瘍性大腸炎患者であるなら、派遣会社を利用すべきとわたしは考えています。

利用しないと損です。

派遣会社では担当者が親身になってどういった仕事が良いのか、カウンセリングをしてもらえます。

潰瘍性大腸炎が今は寛解期でなんでもできるが、今後再燃したときが心配、残業続きになってしまうと体がもたないから残業がない職場が良いなど、何度も相談してしまって構いません。

派遣会社のカウンセラーはそういった事情を考慮して、派遣先の企業を紹介してくれます。

リクナビ派遣は、大手派遣会社ならではの安心感があります。

紹介先の企業が良くなければ、すぐ転職できる

派遣会社では間に派遣会社が入っているため、ブラック企業に入ってしまったとしてもすぐに辞めることができます。

苦情や辞めるといった意思表示は企業ではなく派遣会社側にすればよいため、割と気軽に仕事を替えることが可能。

ただ、あまりにも自分勝手な理由だと次に職場紹介に影響がでることがあります。

なので、なんで辞めたいのかという明確な理由を提起することは大切です。

そのため、派遣会社の担当者とは前もって潰瘍性大腸炎についてよく話し合っておく必要があります。

面接をしなくてもよい場合もある

派遣会社に自分のスキル、履歴書を登録しておけば、おすすめの仕事を紹介してもらえます。

カウンセラーの方からおすすめの仕事が自動的に紹介されるので、仕事探しが非常に楽です。

派遣の場合は、面接や入社試験がない場合が多いです。

わたしの場合も面接は一切なく、そのまま採用されました。

もちろん、高度なお仕事、専門知識が必要な仕事は面接、採用試験がありますが、基本的には面接がないのが気楽です。

派遣会社の方が事前登録された履歴書をもって企業に出向き、自分の代わりに仕事が可能かどうか聞いてきてくれます。

逆に言えば、派遣会社のカウンセラーとの相性が非常に重要です。

派遣会社は柔軟な働き方に対応できる

正社員と違って派遣社員の場合は、時短勤務や残業なしなどの要望に柔軟に対応することが可能です。

潰瘍性大腸炎の再燃でしばらく仕事を休むといった事態でも、復職が可能なところもあります。

全時間で働くことが難しい潰瘍性大腸炎患者の方で、アルバイトよりも収入がいい仕事につきたいと考えている方は派遣は利用価値があります。

派遣から正社員になることも可能

派遣社員として会社に入社した後、正社員になるという方法もあります。

例えばトヨタ自動車は、派遣社員、契約社員の中から毎年一定数を正社員にしています

正社員になると給料はかなり良くなります。

仕事量は増えてしまうかもしれませんが、大企業であれば残業時間はある程度コントロールされます。

派遣社員として入社したうえで、正社員を目指していくという働き方もありです。

〈代表的な転職エージェント一覧〉

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