潰瘍性大腸炎で外出するときのトイレ活用術

潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。

潰瘍性大腸炎を抱えながらの外出は困難なことがあります。

特に症状が出ている再燃期は大変です。

わたし自身、再燃しているときはトイレが気になります。

潰瘍性大腸炎患者としての長年の経験から、外出時のトイレに役立つ情報をお伝えします。

外出予定先のトイレ情報をリサーチ

わたしは外出する予定がある場合、外出先のトイレ情報を把握しておくようにしています。

いちばん重要になるのが、公共交通機関の利用時です。

公共交通機関(バス、地下鉄、鉄道)の車内にはトイレがないことが多いからです。

あったとしても乗車人数に対して数が少なく、誰かひとりがトイレに籠ってしまうと利用できないということも少なくありません。

そのため、再燃時であれば公共交通機関の利用は極力控えます。

でもどうしても公共交通機関を利用しないといけないときは、オムツを履いたり、飲食を控えたりするなどの対策をとることも。

トイレがある車両を選んで乗ったり、途中の駅にあるトイレの情報を確認しておくのも手です。

トイレを探すときはいちばん利用者が多そうな場所ではなく、人が少なくて確実に個室が空いていそうな場所の目星をつけておくとよいでしょう。

一般的に不便な場所にあるトイレの方が空いている確率が高いです。

一番端にあるトイレ付き車両を利用するのが良いでしょう。

トイレで失敗しないために

駅構内にあるトイレは混んでいることが多いです。

特に新幹線を降りてすぐにある一番近いトイレは混み合います。

可能であれば、降車前に新幹線内のトイレで済ませておくのがベスト。

また駅のトイレを避けて、駅に直結している百貨店やお店のトイレを利用するのもおすすめです。

個人的には駅のトイレよりも並ぶ確率が低く、清潔で利用しやすいと思います。

車で移動する際は道路の状況を事前に把握しておくのがおすすめです。

高速道路利用時に渋滞につかまったり、山間部を走ったりするときはトイレに長期間行けなくなる可能性があります。

そういったケースも想定して準備をしておきましょう。

いちばん困るのが急な腹痛でもうトイレが我慢できないというときです。

駆け込んだトイレに誰かいて、万事休すということもあります。

比較的空いてそうなトイレを普段から頭に入れておくのが大切です。

コンビニは手っ取り早いですが、結構空いていないことがあるので気を付けています。

綺麗なトイレはどこか

外出先でトイレを探すときは綺麗な方が良いでしょう。

わたしがトイレを探すときはまず建物を見ます。

比較的新しそうな建物であれば、トイレもきれいなことが多いです。

次に建物の大きさを見ます。

大きな建物であれば複数のトイレがあり、ひとつのトイレが埋まっていても別のトイレが使用できる可能性が高いからです。

こうした条件を満たすトイレは、百貨店や大型スーパーなどに多く見られます。

緊急時に頭にいれておくのがおすすめなのが、ホテルや観光施設、レストランなどのトイレです。

大型ホテルや観光施設ではトイレのみ貸してくれる場合がありますし、そうでなくてもお金を払って施設内に入ればトイレを利用することができます。

海外旅行のときには有料施設でトイレを済ませるという方法が便利です。

海外では日本よりもトイレ事情が厳しい場合が多いので気を付けています。

人気観光地や高級レストランのトイレはとても綺麗で利用しやすいです。