潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。
今日はわたしが大好きなれんこんについてご紹介します。
れんこんは普段から食べる機会がある食材で、おいしく食べられています。
潰瘍性大腸炎のわたしはれんこんが大好き

「潰瘍性大腸炎 れんこん」と検索すると、控えたほうがよいという記述があったり、食べることでUC発生の予防になるという研究があったり、色々と書いてあって迷ってしまいますよね。
わたしがネットで検索して見つけたのは、「厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究 分担研究報告書(平成 28 年度)」です。
そのなかに以下の記述がありました。
食品摂取頻度(1 年前)の中で、UC 発生との間に関連を認めた物は、レバーでリスク上昇(表3);れんこんとこんにゃくでリスク低下(表 4);果物の柑橘類、いちご、干しぶどうでリスク低下…
れんこん、こんにゃくでリスクが低下した原因を探るために、それらに多く含まれている食物繊維とUC 発生との関連を調べた。しかし、予想に反して、総食物繊維、水溶性食物繊維、脂溶性食物繊維ともにUC 発生との間に有意な関連を認めなかった(表 9)。従って、れんこんやこんにゃく中に含まれる食物繊維以外の物質が UC 発生に対して予防的に働いているのかもしれない。
わたしはIBD専門病院に通院していますが、食事制限するように言われたことはありません。
基本的になにを食べても良いというのが主治医の考えで、わたしも自分で実際に試してみて食べられないと判断したもの以外は普通に食べています。
わたしはれんこんはよく食べていますが、潰瘍性大腸炎は症状に個人差が多いため、ご自身の体調を考慮しながら主治医に相談して慎重に食べるものを決めることをおすすめします。
れんこんに限らず、粘り気のある食品がわたしは好きです。
オクラ、山芋、納豆など、食べてお腹を壊したことはありません。
れんこんを食べるときは煮物やサラダにして食べることが多いです。
潰瘍性大腸炎のわたしが食べているれんこんの魅力

① お腹を壊さない!私にとって「安心食材」
これまでに何度も食べてきましたが、れんこんを食べてお腹を壊したことはありません。
れんこんは普段から特に気にすることなく食べています。
食事をすることすらきついときは別ですが、食事を普通に取れるなら、私の場合は食べて気持ちが悪くなったり、体調を崩したりといったことはないです。
② 優しい甘みと食感が美味しい
独特のシャキシャキ感がありますが、加熱するとホクホクになるのも魅力。
噛むごとにほんのり甘みが広がって、シンプルな味付けでも美味しいです。
③ 食物繊維が含まれる
れんこんには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、れんこんは不溶性食物繊維が多いです。
持田製薬株式会社のウェブメディアでは「体調が良くない時は、不溶性食物繊維が多い食品は控えましょう。」と書かれており、注意が必要な食品としてれんこんがあげられていました。体調が悪いときは控えるのがよいかもしれません。
どんな風に食べてる?私のレンコンレシピ集
① れんこんの煮物
鶏肉やレンコン、人参を煮て作るシンプルな煮物が大好きです。
柔らかく煮込めば噛む回数も減り、腸にも優しい仕上がりになります。
② れんこんの味噌汁
味噌汁の具材としてレンコンを入れるのもありです。
ほかの具材(豆腐・わかめなど)と合わせるのも良いと思います。
まとめ|れんこんを味わう
潰瘍性大腸炎の食生活に関しては症状などによって個人差が大きいです。
わたしの場合はれんこんは普段から食べられる食材ですが、そうでない方もいらっしゃるかもしれません。
主治医と相談のうえ、食事に関して慎重に決めることをおすすめします。