潰瘍性大腸炎と食事の難しさ|食べた後に後悔した理由
潰瘍性大腸炎(UC)を抱えながら生活していると、「今日は大丈夫そうだから外食しようかな」とか「普段はなるべく控えているけど、おいしいものを食べよう」と思う日もあります。
私自身、調子がよいときに「これくらいなら平気」と思って食べたあとにお腹を下したり、体調を崩したりすることが何度もあります。その経験から今はまったく食べなくなったもの、なるべく控えるようにしているものがあります。
今回は、私が実際に食べて後悔したものを5つご紹介します。
潰瘍性大腸炎の私が食べて後悔したメニュー5選
① ステーキ|結構な確率でお腹の調子を崩しがち
潰瘍性大腸炎のわたしはお肉が好きです。色んな肉料理を食べるのですが、牛肉のステーキは数ある肉料理のなかで特に相性が悪く、よくおなかを壊します。以前調子の良いときに外食でステーキを食べたのですが、すぐにお腹の調子が悪くなりました。何度か試してみて調子が悪くなる確率がいちばん高いのは断トツでステーキなので、今は外食で食べることはほとんどありません。焼肉とかすき焼きは大丈夫なのですが、なぜかステーキはダメです。
② アイスクリーム|今はほとんど食べない
子供の頃から大好きでよく食べていたのがアイスクリーム。甘くてひんやりして、口当たりは最高。でも、今はほとんど食べることがなくなりました。おなかを壊してしまいますし、食べて良いことがあんまりないからです。食べている間は「美味しくて幸せ」っていう感じなのですが、食べ進めていくうちにお腹の調子が悪くなって後悔することがよくありました。アイスクリーム以外にもシュークリームも避けています。
③ お寿司|調子の良いときは問題なし
わたしはお寿司が大好きでよく食べます。おなかの調子がよいときは、お寿司を食べておなかを壊したり、気分が悪くなったりということはほとんどありません。外食時に候補に挙がることが多いお寿司ですが、たまにお腹の調子を崩してしまうことがあります。普段大丈夫な分、お寿司を食べてお腹の調子が悪くなったときはかなり後悔します。
④ パスタ|調子のよいときは問題なし
麺料理だとうどんやそば、やきそばなどをよく食べています。ラーメンやパスタは調子のよいときは食べますが、普段はなるべく控えるようにしています。大きく調子を崩したということは少ない分、パスタを食べてお腹の調子が悪くなると後悔がでかいです。
⑤ 牛丼|調子の良いときは問題なし
牛丼は自宅で作って食べたり、牛丼チェーン店で食べたりしています。調子の良いときは全く問題ないのですが、まれに食べた後にお腹の調子が悪くなって後悔することがあります。ステーキを食べたあとにお腹が痛くなるというレベルではないのですが、なんとなくお腹が膨れて苦しくなることがたまにあるので今は牛丼屋にはあまり行きません。
まとめ|失敗から学んだ「食事との付き合い方」
潰瘍性大腸炎の症状は人によって違います。
そのため、他の患者さんは食べているけど自分は食べることができない料理がありました。
またその逆で自分は食べられるけど、別の患者さんは避けている料理もあると思います。
潰瘍性大腸炎になってから色々と食事に関して経験を積むなかで、ある程度自分に合っている食べ物や食べるとダメなものが分かってきました。
食事に関しては個人差が大きいと思うので、主治医と相談しながら自分にあう食事や外食時の対処方法を見つけてみてください。