潰瘍性大腸炎の悪化で入院し、体重が10キロ減った鉄也です。
わたしは1か月間の入院生活中、ご飯を食べられず点滴のみの生活をしていて体重が減りました。
日常生活で体調が悪くなったときも体重が減り、痩せた経験もあります。
入院期間中に10キロ痩せた
わたしは潰瘍性大腸炎の悪化で1か月間入院していたことがあります。
そのとき、体重が10キロ落ちました。
入院前58キロ程度あった体重が、48キロ程度まで落ちてしまったんです。
体重が落ちたのには理由がありました。
それが20日間の絶食生活です。
この期間は薬を飲むときの水以外、一切食べ物、飲み物を口にすることができませんでした。
毎日の栄養補給は点滴のみだったため、体重が一気に落ちていったんです。
筋肉量が減ってがりがりに痩せた
入院中は運動することはなく、病室で1日を過ごしていました。
たまに病院内を散歩することはありましたが、大した運動量ではありません。
元々筋肉質だったのですが、退院時には筋肉が全くなくなっていて歩くのも大変です。
退院時に試しに走ってみましたが、10メートルくらいで走ることができなくなりました。
リハビリになると思って家の階段を登り降りしたのですが、いつも10倍以上時間がかかる有様です。
1段の階段をあがるだけなのですが、5秒ほどかかるようになってしまいました。
おじいちゃんの生活を疑似体験しているかのようでした。
ご飯を食べるようになってから体重は増えた
潰瘍性大腸炎で10キロ痩せたのは、ご飯が食べられなかったのが原因でした。
退院して1日3食食べるようになると、筋力が戻ってきて体重も増えるようになりました。
筋肉をつけるために筋トレなどをして、徐々に筋力も回復してきました。
なかなかすぐに体重が戻ることはなかったですが、1年ほどしてようやく体重がもとに戻ったのでうれしかったです。
再燃する度に痩せてしまう
体重がもとに戻ったのもつかの間、潰瘍性大腸炎の炎症がぶり返してしまいました。
その結果下痢が続き、食事をするとおなかが痛くなることが多くなったので、食事があまり食べられなくなりました。
食事がとれなくなると体重は減ります。
再燃によって体重は大幅に減り、また40キロ台まで落ちてしまったのがとても悲しかったです。
体重を減らさず痩せすぎないためには、潰瘍性大腸炎を再燃させないようにすることが大切だと分かりました。
潰瘍性大腸炎では痩せないという担当医の言葉
潰瘍性大腸炎の影響で痩せることが気になっていたわたしは、主治医に「病気が原因で痩せることが気になる」と聞いてみました。
潰瘍性大腸炎の症例をよく見ている主治医によると、「潰瘍性大腸炎の症状で痩せるということはあまり見受けられない」とのことでした。
クローン病の場合は痩せる人が多いそうです。
確かに安倍元総理やオリックスの安達了一選手など、潰瘍性大腸炎を公言している有名人は痩せていません。
むしろ体格もよくて太っていますよね(笑)
ご飯を食べないことが原因で痩せているのであって、普通に食べれるようであれば痩せることはないとのことでした。
実際にわたしも、ご飯を普通に食べれるようになって体重が戻ってきています。