潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。
わたしが広島漢方を使い始めた数年前と現在では、色々と変わっていることがあります。
広島漢方の注文方法や料金について、詳しくご紹介します。
広島漢方を注文する方法
広島漢方は、広島スカイクリニックが処方している漢方です。
わたしは主治医に広島漢方を使いたいことを相談し、紹介状を書いてもらって広島スカイクリニックを受診しました。
広島スカイクリニックで行われる広島漢方の説明会に参加し、その後希望する人は診察を受けたうえで漢方薬を処方してもらうという流れでした。
現在は遠隔による特例診療を行っているので、初診で広島まで出向かなくて大丈夫になっています。
特例診察について詳しいことは、広島スカイクリニック公式サイトをご確認ください。
初診以降は広島に通える方であれば通院し、遠方の方であればオンラインで漢方薬を依頼します。
どちらの場合も、便の状態や回数などを記した経過表(エクセル)を広島スカイクリニックに送付します。
経過表に基づいて先生から指示がメールであり、広島漢方の種類、量の調整が行われる形です。
メールを送る際に広島漢方の料金を指定された口座に振り込み、料金を振り込んだこともメールで報告します。
着金が確認され次第配送が行われ、数日ほどで自宅に広島漢方が到着するという流れです。
広島漢方の料金について
広島漢方は、広島スカイクリニックで診察を受けたうえでの処方なら保険適用です。
特定疾患医療受給者証も使うことができます。
直接診察を受けずにオンラインで広島漢方を送ってもらう場合は、保険適用外です。
そのため、実際に広島に行った方が費用負担が軽いケースもあります。
わたしの主治医曰く健康食品と同じ扱いなので、病院での診察を経ての処方でないと保険はきかないそう。
通院のために広島まで行くことができない場合、費用負担は意外にも大きいです。
私の場合、180袋で3万円+送料となっています。
国内の場合は1000円、海外の場合は3000円の送料がかかります。
今は1日1袋飲んでいるので、年間の広島漢方代は6万円です。
広島漢方はそれぞれの症状などによって種類や量を変えています。
わたしはこれまでに5回ぐらい種類が変わり、1日2袋飲んでいたこともありました。
袋タイプではなく、錠剤タイプの広島漢方に変わったこともあります。
1日2袋飲む人の場合は、年間でかかる漢方代も2倍になります。
広島漢方以外の選択肢
広島漢方はそれなりにお金がかかるため、ほかの漢方薬局を利用される方もおられます。
広島漢方の主成分である青黛(せいたい)を個人で購入し、服用する患者さんもいるとわたしの主治医が言っておられました。
青黛は、慶應義塾大学病院IBDセンターで臨床研究も行われている生薬。
青黛は生薬なので、医療機関を受診しなくても漢方薬局やネットショップで購入できます。
ネットショップだとAmazonや楽天にはなく、ヤフーショッピングに青黛を使用したサプリを販売するお店が1店舗だありました。
このお店の口コミ欄を見ると、潰瘍性大腸炎患者が利用されていることが分かります。
・錠剤セイタイン(約300錠) × 1袋(ヤフーショッピング)※青黛使用
青黛のサプリはネットでも購入できますが、注意点があります。
青黛には肺動脈性肺高血圧症という副作用が報告されており、厚生労働省より注意喚起がされているんです。
・「活動期潰瘍性大腸炎に対する漢方薬青黛の有用性」臨床試験に参加中の患者さんへ
青黛を使用した漢方やサプリを使うときは、医師に相談しながら使うことが必要になります。
わたしが通っている地元のIBD専門病院では、わたしのように広島漢方を使っている方、個人で青黛を使われている方も診察してくれています。
自己判断で青黛を使うことは避け、医師に相談しながら使うことが大切です。