潰瘍性大腸炎歴10年の私はストレスがたまってくると、症状が悪化する傾向にあります。
これまでに様々なストレス解消法を試しましたが、かえって逆効果だったことも多いです。
今回の記事ではわたしが実際にやってみて、よかったものと悪かったものをご紹介します。
潰瘍性大腸炎の私がしていた良くないストレス解消方法
やけ食いをしても結局ストレス解消にはならない
潰瘍性大腸炎歴10年のわたしがしていたストレス解消法は、やけ食いをすることでした。
はじめて就職した会社では肉体労働をしており、仕事が終わったあとにドカ食いをしていたのです。
家に帰る途中でコンビニにより、スナック菓子やパンなどを買って食べていました。
ストレスがたまってくると、甘いものと塩っ気のあるものが食べたくなるんですよね。
カップラーメン、ポテトチップスなどの塩分過多なものもよく食べていました。
そういった形でストレス解消をしていたのですが、まったく本当の意味でのリラックス効果はなかったです。
間違ったストレス解消方法だったので、潰瘍性大腸炎が悪化することになってしまいました。
潰瘍性大腸炎になってすぐのころは、うまく体調をコントロールすることができなかったです。
身をもって、食べ物でストレス解消をするのが良くないと分かりました。
衝動買いによる満足感は根本的なストレス解消にはならない
ストレスをどうやって解消すればいいかわからず、お金をよく使っていた時期がありました。
衝動的に新しい電化製品を買ったり、衣服を買ったりしていたのです。
この時期買ったもののなかには、今思えば全く必要なかったものもたくさんあります。
結局あまり使わずに、箪笥の肥やしとなっているものも多いです。
お金を使って自分にご褒美を買えば、少しはストレス解消になると思っていました。
ものを買った直後にはある程度満足感があるものの、1週間もすると満足感の代わりに不安感が増加。
家計への不安から、かえってストレスが増加していたのです。
ストレスの対処法として衝動買いをするのではなく、本当に必要なものかを見極めることが大事だと学びました。
潰瘍性大腸炎の私が効果的だと感じたストレス解消方法
1日10分程度の読書をする
やけ食いがダメだと分かったわたしが、次に行ったのが読書です。
仕事でのストレスを間違った方法で解消してしまった結果、潰瘍性大腸炎の悪化で入院することになってしまったわたしはお見舞いにもらった本を読むことにしました。
それまで仕事で忙しくて本をじっくり読む時間はなかったのですが、読んでみると意外にもストレスが和らいでいくことを感じました。
これを期に、本をじっくりと読むことがわたしのストレス解消法となっています。
色んなジャンルの本を読むのですが、小説を読むのが特にリラックスできると実感しています。
ストーリーに没入しているときは、色んなことを忘れて楽しむことができていました。
6分間の読書でも、ストレス軽減効果が期待できるという研究結果もありますよね。
時間がないときでも少し本を読むだけで、割とリラックスできます。
漫画であれば潰瘍性大腸炎の漫画家が書いた、「腸よ鼻よ」がおすすめです。
ウォーキングをする
わたしは1日30分程度、ウォーキングをするようにしています。
ウォーキングに行く時間は、夕方から夜にかけてが多いのです。
就寝2時間前までがウォーキングに最適とされており、極端に遅い時間に歩くことはありません。
お気に入りの音楽を聴きながら歩くこともあるし、森がある公園に行って森林浴を楽しみながら歩くこともあります。
交通量が多い道路を歩くと逆にストレスになることが多いので、自然のなかを散歩するのがいちばんです。
動物と触れ合う
動物と触れ合うのは、やはりストレス解消効果が高いです。
わたしはペットを飼っていないので、動物と触れ合うときは動物カフェなどに行きます。
猫カフェやフクロウカフェなど、様々な動物たちと触れ合うのは楽しいです。
直接触れ合うことができなくても、ペットショップに行ってワンちゃんや猫ちゃんを眺めたり、YouTubeで動物動画を見て癒されています。
バードウォッチングはお手軽にできるので、おすすめです。
ストレッチやマッサージをする
潰瘍性大腸炎のわたしはストレスが溜まって調子が悪いとき、体の節々が痛くなります。
朝起きたら全身が硬くなっていて、痛みが走ることも多いです。
痛みの症状を改善するために、マッサージに行ったり自宅でストレッチをしたりしています。
最近では自宅にあるマッサージ機を使っていますよ。
マッサージクッションや足つぼマッサージ機は、1万円程度でも購入可能。
目元エステなどを使って目をリラックスさせるのもいいですね。
旅行に行く
わたしはストレスが溜まってきたなと感じたとき、よく旅行に行っていました。
日本国内旅行はもちろん、海外旅行もひとりで行くことが多かったです。
海派か山派と聞かれることがありますが、わたしは山派。
人が多い場所に行くよりも、自然の中でのんびりと過ごした方がリラックスです。
本格的な登山もそうですが、軽いハイキングなどをして自然に囲まれるのが楽しみ。
旅行中には様々な出会いがありますし、まだ見ていない世界を知ることができて好奇心が満たされます。
潰瘍性大腸炎のストレス解消でいちばんおすすめなのは睡眠
わたしはストレス解消のために、色々な方法を試してきました。
そのなかでいちばん大切だと感じたのが睡眠です。
睡眠時間をしっかりとるだけではなく、睡眠の質を上げることが重要になります。
わたしはこれまで、睡眠に関する本をいくか読んできました。
睡眠の質を上げるには、朝いちばんにお水を飲み、朝日を浴びて1日をスタートさせることが大事だそうです。
寝る直前にスマホやテレビを見ない、湯船に浸かる、夕食は早めに済ませる、この3つが特に大切とのこと。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の本は、とても参考になりました。
わたしは以前夜勤をしていたことがあるのですが、質のいい睡眠をとることができずに大きく体調を崩してしまったことがあります。
腸と睡眠の関係について知りたいなら、「免疫力が10割」という本がおすすめです。
潰瘍性大腸炎のわたしが睡眠の質を上げるためにやっていること
潰瘍性大腸炎のわたしは睡眠の質をあげるために、耐圧分散マットレスを購入しました。
体に対して均等に圧がかかるため、寝ているときの体の負担を抑えられるそうです。
わたしは大谷翔平選手が使っていることでも有名な、西川のAiR(エアー)を使っています。
このマットレスに変えて数年たちますが、耐久性が高くて寝心地が良いです。
1日8時間睡眠のわたしのような方なら、人生の3分の1は寝ていることになります。
そのため寝具選びに関しては、妥協せずに質が高いものを選ぶのがおすすめです。
愛用している西川のAiR(エアー)は、現在も弾力性がしっかりあるので快適に使用できています。