こんにちは!
中学3年で潰瘍性大腸炎になり、闘病生活が10年を超えているてつです。
潰瘍性大腸炎を発症から10年で仕事をクビになったり、入院したりといろんなことを経験してきました。
潰瘍性大腸炎と診断されて悩んでいる方、仕事、進学など進路選びに悩んでいる方にブログを通して情報をお伝えできればと思っています。
潰瘍性大腸炎を発症したのは中3の頃
わたしが潰瘍性大腸炎を発症したのは、中学3年生のとき。
思い返すと受験へのストレス、将来への不安などが影響していたように思います。
腹痛がおきてトイレにいくと、便器が血で染まっていた光景は今でも思い出されます。そのときは自分はがんでもうすぐ死ぬんだとかなり怖がっていて、精神的に不安定だったことを思い出します。
最初に病院(地元の小さな診療所)にいったときは、痔だと診断されて塗り薬、浣腸などをもらって帰りました。
2週間ほどたっても症状が治まらないので、もう一度病院に行くと、大きな病院で検査をしてもらうしかないということを言われ、内視鏡検査を受けることになりました。
そのときの診察結果から、潰瘍性大腸炎だと診断を受けました。
潰瘍性大腸炎だと聞いた時の僕の感想は、
がんじゃなくてよかった!
難病だと聞かされたことに対する不安より、死ぬ病気じゃないことがわかったことへの安ど感の方が大きかったです。
高校3年の夏まで潰瘍性大腸炎の症状がなくなった
死ぬ病気じゃないとわかったことで気持ちが楽になったことが良かったのか、中学3年から高校3年の夏ぐらいまで(約3年間)ほとんど症状がでませんでした。
ほんとに普通の学生として生活できていたんです。
ただ、進路を決める段階になって症状が強く出てしまうようになりました。便の回数が多く、血便もでてしまうような状況です。
病院に行ってステロイドをもらい、1日30㎎飲んでいました。ステロイドのおかげで顔がはれたり、疲れやすくなったりしました。
このときが、18年ほど生きてきた中で1番どん底でした。
就職して2年後に潰瘍性大腸炎が悪化した
無事に採用試験に受かったことで上場も収まり、地元のメーカーに入社しました。入社してから2年間はほぼ何も起こらなかったです。
ただ、入社から2年後に入院をせざる負えないくらい症状が悪化しました。
退院後職場に復帰しましたが、6か月後に再燃。再入院を経験。体力が持たないことと会社に迷惑をかけていることもあり、退社しました。
※潰瘍性大腸炎を抱えながらの仕事については別記事で書いてます↓
より負担の少ない仕事を探してみる
実家暮らしになったため、金銭的な負担は体感としてありませんでした。
しかし、21歳で何も働かずにいることはよくないと思い、退職後すぐに就職活動を始めました。
ただ、難病持ちで工場勤務しかしたことがないわたしが、無理なく働ける仕事はほとんどなかったです。
工場勤務や技能工などは正社員の求人がたくさんありましたが、肉体疲労が比較的少ない事務などのオフィスワークは、高卒では応募できないものが多かったです。
このときに学歴(大卒)って大事だなと思うようになります。
結果として、派遣の仕事やアルバイトを転々とするフリーターとして仕事をするようになりました。
https://taiwan-kanko.com/archives/5675潰瘍性大腸炎でも夢をあきらめない
正社員でなくなってからフリーターとして週4勤務、実家暮らしという親のすねをかじっている状態。
その状態はなんとしても打破したいと思いました。
働いたお金を使わずに貯金し、海外移住を考えるようになったのはこの時です。わたしの場合、再燃(症状悪化)と寛解(症状よくなる)を繰り返しており、症状がないときは全く普通の人と同じように暮らせています。
日本と違う国で暮らしてみることは、自分にとってプラスになるんじゃないか、なにか新しいことを始めるきっかけになるんじゃないかと思い、台湾で中国語を学びながら生活し始めました。
結果として、この選択はよかったと思っています。
中国語能力を身につけれましたし、海外で難病を抱えながら1年間生活するという貴重な経験をすることができたからです。
今後海外に残って仕事をするにしろ、日本に帰って仕事をするにしろ、この1年間は大きな資産となると僕は考えています。
潰瘍性大腸炎ブログを通して伝えたいこと
潰瘍性大腸炎 ブログと検索してこの記事をご覧になられた方も多いと思います。
わたし自身、潰瘍性大腸炎と診断されてときは不安で色んな情報をインターネットで調べまくりました。
特にその時に必要としていた情報が、潰瘍性大腸炎を患ったかたの体験談やブログに書いてある具体的な情報。たくさんのブログからの情報で助けられたことを覚えています。
このブログでは僕が潰瘍性大腸炎を患い、経験してきたことを共有したいと思っています。
潰瘍性大腸炎が専門の病院に通っているので、医師から聞いた最新の情報なども発信していけたらと思っています。
ブログに設置してある検索窓で、潰瘍性大腸炎と検索すると、ブログ内の潰瘍性大腸炎の記事がすべて見れますのでぜひ活用してください。
こんな情報が知りたいというリクエストも待っています。