潰瘍性大腸炎が原因で3回転職を経験した鉄也です。
潰瘍性大腸炎を抱えていると、やむを得ず転職しないといけない場合も出てきます。
転職に備えて準備をしておくことは大事です。
わたしが転職した理由
わたしが派遣社員(3か月更新)で働いていたときのこと。
潰瘍性大腸炎が再燃してしまい、仕事を1週間程度休ませてもらいたいと願い出たときでした。
有給休暇で休ませていただくことはできたものの、派遣の担当者から次回の更新はおこないませんと通知が来ました。
わたしが体調を崩したときがちょうど繁忙期で、人員の確保をしなくてはならず、次の人員をすでに確保したとのことです。
正社員や公務員であれば、潰瘍性大腸炎で入院しても職場復帰が可能です。
しかし、派遣やアルバイトといった非正規雇用だと、一度体調を崩してしまうと契約更新してもらえないことも多いのが現状です。
そのため正社員で働ける環境を目指して転職活動をしていく方が安心です。
転職は事前準備がいちばん大事
潰瘍性大腸炎で非正規労働をしていると、自分が転職したくなくても転職をしないといけない状況が来ます。
急に職がなくなることに備えて、事前に準備をしておくことは大切です。
今の仕事がきつくて転職を考えている場合、転職エージェントに登録をしておいてよいオファーが来るのを待つことができます。
公務員試験の為に勉強を始めるのもおすすめです。
いい条件で転職ができるように、資格の取得や語学の勉強をするのもいいと思います。
おすすめ転職先【公務員】
潰瘍性大腸炎の悪化で仕事を休まざる負えない場合があるなら、公務員に転職することをおすすめします。
一般企業では制度上有休があっても取得しづらいですが、公務員は有休を消化することが容易です。
営利を目的とする企業と性質が異なるため、病気に対する一定の理解を得ることもできます。
残業時間が法律で定められている上限を超えることはなく、体調の管理がしやすいです。
一般的な公務員試験は、30歳以下なら学歴を問わずに受験資格があります。
おすすめ転職先【看護師】
潰瘍性大腸炎の方のおすすめ転職先は看護師です。
これを聞いて意外に思われる方も多いでしょう。
看護師の仕事はきついと一般的に思われているからです。
わたしは潰瘍性大腸炎を抱えながら看護師として働いている方を何人か知っています。
自分が病気になって苦しんでいることから人の痛みが分かり、病気で苦しんでいる患者の力になりたいという思いをもって働いている人がいます。
病気に対する理解も得られやすいです。
看護師の求人があるサイト一覧
おすすめ転職先【事務職】
潰瘍性大腸炎の方におすすめなのが、デスクワークのお仕事です。
基本的に座ったままで作業ができるデスクワークは、体の負担を減らすことができます。
在宅勤務ができない職場もまだまだありますが、在宅勤務が可能な事務職もあります。
最近ではテレワークが推奨されており、徐々に在宅勤務がスタンダードになっていますね。
在宅勤務なら、トイレの心配もほとんどしなくて済みます。