R1ヨーグルトの効果はすぐには出ない。継続して飲んでから判断すること

潰瘍性大腸炎歴約10年の鉄也です。

わたしはおなかの調子を整えるために、これまで様々な乳製品を試してきました。

今回は明治の乳酸菌飲料R1ヨーグルトを4週間続けた結果、おなかにどんな影響があったのか、実際の体験談をまとめています。

R1ヨーグルトの効果について

R1ヨーグルト
R1ヨーグルト(ドリンクタイプ)

R1ヨーグルトの効果は風邪(かぜ)を引きにくくなる、NK細胞が活性化して免疫力が高まる、インフルエンザ予防ができるの3つです。

明治が大学等と共同で行った研究結果から、R1の効果について知ることができます。

風邪(かぜ)を引きにくくなる

R1ヨーグルトを1日90g飲むグループと、牛乳を1日100ml飲むグループに分けて、それぞれ風邪の引きやすさに違いがあるのかの研究が行われました。

その結果、R1を飲んだグループの方が風邪のリスクが下がることが統計上証明されました

山形と佐賀で行われた乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトのヒト試験で風邪罹患リスクの低下、NK活性増強が認められました

NK細胞が活性化して免疫力が高まる

マウスを使った実験で、R1ヨーグルトを投与したマウスのNK活性の増強が確認されました

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、ガンやウィルス細胞を発見すると攻撃するリンパ球です。

NK細胞が活性化されることによって免疫力が向上します。

乳酸菌1073R-1株を与えたマウスでNK活性の増強が確認されました

インフルエンザ予防効果がある

明治と北里大学が共同で行った研究によると、R1ヨーグルトにはインフルエンザ予防効果があることが確認されています。

水を与えたマウスに比べ、R1ヨーグルトを与えたマウスはインフルエンザ感染後の生存率が高く、生存日数も長くなりました

マウスでのインフルエンザウイルス感染試験で、インフルエンザ予防効果があるという結果が得られました

R1ヨーグルトを飲むタイミング

R1ヨーグルト
R1ヨーグルト(砂糖ゼロ)

R1を飲むタイミングはいつでも大丈夫です

朝でも昼でも夜でも問題ありません。

自分の好きなタイミングで飲むことができます。

明治のR1ヨーグルトQ&Aに飲むタイミングについて書かれています。

いつ飲んで(食べて)いただいても大丈夫です。 1日に90㎖(1本)以上をおすすめします。

株式会社明治

R1ヨーグルトは夜飲むのが効果的

R1ヨーグルト
R1ヨーグルト(低糖・低カロリー)

順天堂大学の小林弘幸教授によると、腸のゴールデンタイムは夜22時~深夜2時頃です。

夜22個~深夜2時は副交感神経が優位になって腸が活発に動き、腸壁が修復されて老廃物の排出が行われます。

夕食後から寝る2時間前までにヨーグルトを飲むことで、寝ている間に乳酸菌が働き、効果を期待できるそうです。

夜ヨーグルトはダイエット効果もあるとされています。

R1の効果を最大限引き出したいなら、夜に飲むことをおすすめします。

R1ヨーグルトを飲む前

R1ヨーグルト
R1ヨーグルトブルーベリーミックス

ここからは、私が実際にR1ヨーグルトを4週間試してみた結果をご紹介します。

私がR1ヨーグルトを飲み始める前は、大便の回数は1日5回程度で、常におなかが張っている感覚がありました

元々腸が弱くビオフェルミン(整腸剤)を約1か月間毎日飲んでいましたが、あまり効果がなかったです。

整腸剤を飲んでいても下痢になることが多く、うまく消化ができないせいか体重も減っていました。

R1ヨーグルトを飲んで1週間は効果なし

R1ヨーグルト
R1ヨーグルト(ドリンクタイプ)

R1ヨーグルトを毎日1本飲み始めて1週間経ちましたが、体調にあまり変化は見られませんでした

体調がよくなることも悪くなることもなかったです。

R1を飲み始める前からあった腹痛も続いていました。

自分でR1ヨーグルトの飲んで検証した結果、R1は1週間飲んだだけでは意味がないことが分かりました

R1ヨーグルトを飲んで2週間後に効果あり

私の場合、R1ヨーグルトを毎日1本飲み始めてから2週間で効果が表れてきました

R1を飲み始めて1週間目は1日5回程度の便通でしたが、2週間目に1日2、3回に減ったんです。

おなかのはりも食後以外は少なくなってきました。

わたしは、ヨーグルトの種類によっておなかが緩くなることがあります。

R1ヨーグルトはおなかが緩くなることがなかったので、自分の体質には合っていると感じました

※わたしの場合、ダノンヨーグルトは合いません。

R1ヨーグルトを飲んで3週間後の効果

R1を飲みはじめてから3週間経ちました。

おなかの調子がよく便の回数も1日2回程度です

下痢はあまりありませんでしたが、バナナ型の固形便ではなく軟便になることが多かったです。

2週目と3週目に大きな変化はありませんでした。

R1ヨーグルトを飲んで4週間後の効果

R1ヨーグルトを飲み始めて4週目も1日2回程度の排便回数でした。

便の形もバナナ型の固形便がでることが多かったので、腸内環境が改善してきていることが分かりました

腸の調子がよくなってきたため、気分よく日常生活が遅れるようになったのも収穫でした。

R1を4週間継続して腸内環境がどうなるかを実験しましたが、腸の調子が良くなったのでびっくりしています。

もともと腸の調子が悪いことが多いため、R1の効果がはっきり分かったんだと思います。

R1ヨーグルトをやめたら起きた変化

R1ヨーグルト
わたしが試したR1ヨーグルト5種類

R1をやめたら腸の調子がどうなるかの実験もしたかったので、4週間後に飲むのをやめました。

飲むのをやめてから3週間程度は効果が持続しており、腸の調子が良かったです。

しかしR1ヨーグルトをやめてから4週目ぐらいからおなかの調子が悪くなり、おなかが痛むことが増えました。

やはりR1ヨーグルトは継続して食べる必要がありそうです。

R1ヨーグルトは最低2週間継続する

R1ヨーグルト
わたしが実際に試したR1ヨーグルト

わたしの場合、R1ヨーグルトを飲み始めてから2週間は何も変化がありませんでした。

2週間を過ぎてから腸の調子が整いだし、3、4週間と経過していくうちに効果を実感することができています。

これからR1ヨーグルトを始めてみようと思われる方は、最低でも2週間続けられることをおすすめします

2週間続けて効果がなければ、自分の腸内環境には合わなかったということです。

違うヨーグルトや乳酸飲料に替える必要があります。