潰瘍性大腸炎歴10年越えの鉄也です。
わたしは外食をすることが多いので、常に気を遣って対策をしています。
これまでの経験から、外食を安心して楽しむための方法をご紹介します。
潰瘍性大腸炎の外食で気をつけていること

仕事や旅行で外出した時、外食をしないといけないことがありますよね。
そういったときには、潰瘍性大腸炎の私は大いに心配をしています。
食べたものでお腹を壊してしまわないか、トイレがないお店で便意を催してしまったらどうしようかなどです。
これまでの10年以上にわたる経験で、少しずつ外食時のテクニックを身につけることができています。
まず、お腹の調子が悪いと感じるときには無理に外食しないことです。
わたしは体調がわるいときには、たとえ旅行中でもご飯を食べません。
ご飯を食べることでお腹を壊し、予定が崩れてしまうのが心配だからです。
丸一日外にいても外食することなく、家に戻ってから食べるということが多いですね。
潰瘍性大腸炎で外食するときはトイレが多いとこを選ぶ

どうしても外食をしないといけないときには、トイレが多いお店を選びます。
小さなお店では、男女兼用のトイレがひとつしかないところも少なくありません。
また男女別だったとしても、個室の数がひとつずつということもあります。
そういったお店で外食し、便意を催したときにトイレが使用中だと大変です。
潰瘍性大腸炎がひどいときには、トイレに行きたいと思ってから1分も持たないときがあります。
そういったリスクを考えると、トイレの数が多いお店の方が安心です。
潰瘍性大腸炎で外食するときは時間をずらす

潰瘍性大腸炎のわたしが外食するときは、昼ピーク、夜ピークの時間帯を外しています。
お昼であれば12時~1時、夜であれば19時~21時あたりは基本的に避けていますね。
ひとが多い時間帯は、それだけトイレの使用率もあがってしまうからです。
客足が多くなる時間帯を避けることで、外食時のトイレ不安を和らげることができます。
どうしても外食をしなければいけないとき、時間はずらすのは有効な手段です。
潰瘍性大腸炎で外食後の移動にも工夫を

潰瘍性大腸炎のわたしは、外食したあとの移動方法にもきをつけています。
お店で食事をしたあと、すぐに便意を催せばトイレにいけば済みます。
しかしわたしの経験上、すぐに便意はおそってきません。
食後しばらくして便意がくることが多く、車や電車での移動中にトイレに行きたくなることが多いです。
こういったことがあるため、可能であればゆっくりとしたペースでご飯を食べます。
ご飯を食べてからの移動も、トイレに行きたくなることを想定しておきます。
具体的には、高速道路は利用しない、トイレなしの電車に乗らないなどです。
外食時には、周辺にあるトイレの場所をある程度把握しておきます。
潰瘍性大腸炎のわたしが外食で食べないもの

潰瘍性大腸炎のわたしが、外食で食べないようにしているのがお肉(ミディアム)と唐辛子を使った料理です。
このふたつは外食時に実際にお腹を壊し、大変な目にあったので以後避けています。
生焼けのお肉はお腹をこわすリスクがありますし、唐辛子はお腹を刺激しますよね。
また、ビールやチューハイなどのお酒も外食時には飲まないようにしています。
逆に言えば、お肉と唐辛子とお酒以外は外食でも普通に食べていますね。
そもそも体調が悪いときは外食しませんが、体調が良いときは自分が好きなものを食べています。
潰瘍性大腸炎の外食で食べれないものが出たら

友達や会社の同僚や上司、取引先がお店を決めているとき、自分が食べられないものがあってもなかなか言い出しにくいですよね。
わたしも仕事の飲み会や友人たちとの食事など、大勢で楽しむ外食時には苦労しました。
行かなくてよければ行かないですが、どうしても行かないといけないこともありますよね。
そういったときに、唐辛子を使った料理やアルコールが出ることがよくあります。
特に潰瘍性大腸炎を公表していない場合は、食べられないと言い出しづらいケースもあるようです。
わたしは社会人になりたてのころ、上司にお酒をすすめられ、無理して飲んでいたこともありました。
また、辛いもの好きな知人との食事で唐辛子料理を食べたこともあります。
そういったことをしてきて、苦い経験をしてきました。
潰瘍性大腸炎と公表していなくても、辛いのが苦手、お酒は一切飲めないと言うことができます。
そうすれば今の時代、無理してすすめてくる人はいないと思うので実行するが身のためです。
外食で食べられないものがでてきたら、きっぱり断ったほうが良いですね。